紅茶に含まれる成分の役割その①~カテキン~
紅茶に含まれている成分は、様々な効果があることが知られています。
今回は、緑茶でも有名な「カテキン」について詳しく解説していきたいと思います。
カテキンとは?
カテキンとは緑茶や紅茶に含まれるポリフェノールの一種です。ポリフェノールとは植物が作り出す渋みや色素の成分のことで、茶のほかにワインやコーヒーにも多く含まれています。
カテキンによる効果
カテキンには様々な効果があると言われています。お茶は健康にいいというイメージだけで、カテキンと言われてもピンと来ない方もいると思います。そんなカテキンにはどのような効果が期待されているのかをご紹介します。
◆抗菌作用
カテキンが細菌やウイルスなどから守ってくれて風邪やインフルエンザ予防にいいと言われています。
最近では、お茶に含まれるカテキンが新型コロナウイルスの「感染能力を低下させる」という効果があることを、京都府立医科大学の研究グループが論文で発表しました。
参考:https://www.kpu-m.ac.jp/doc/news/2021/20210615.html
◆抗酸化作用
抗酸化作用とは「活性酸素」を取り除き、酸化による老化、がん、生活習慣病などの予防に期待されてます。
若々しさを保ち、健康に気を使いたい方は抗酸化物質を適度に取り入れましょう。
◆血糖値の上昇抑制作用
カテキンには、糖の吸収を抑え、血糖値の上昇を抑制する働きも見られます。
食後の血糖値を抑えることで、肥満予防にもなると言われています。
いかがでしたか?
紅茶は味と香りを楽しむだけでなく、健康を維持するのにとっても期待されています。
ただ、1日の摂取量目安は成人で大体400mg(約8杯)とされていますので、適切に飲むことが大事ですよ。
紅茶に含まれる成分とその役割はまだまだありますのでお楽しみに!