「世界三大紅茶」の産地について
「世界三大紅茶」である中国の「キーマン」、インドの「ダージリン」、スリランカの「ウバ」の3つの茶葉。これらの紅茶はとても有名ですので、ご存知の方も多いと思います。しかし今回は紅茶の方ではなく、世界三大紅茶の「産地」について少し注目してみました。中国の安徽省祁門県とインド北東部のダージリン地方、スリランカのウバ州とは一体どんな場所なのか?みなさんにお伝えしたいと思います。
「キーマン」発祥の地・中国 安徽省祁門県
人口は約19万人の祁門県は、古くは緑茶の産地として知られていました。紅茶の生産は1875年頃から始まったと言われています。お茶の名産地に加え風景も美しいことから、観光するのにも人気があるそうです。
参照:Tripadvisor https://www.tripadvisor.jp/Tourism-g1826718-Qimen_County_Anhui-Vacations.html
「ダージリン」発祥の地・インド北東部
生産量、消費量共に世界第1位の紅茶生産国・インドの北東部の山岳地帯にあるダージリン。広大な茶畑のほか、世界遺産である「トイ・トレイン」と呼ばれる山岳鉄道、標高世界第3位の「カンチェンジュンガ」などがあり観光に最適です。ですが、標高が2000m以上の山々に位置する為寒さに厳しく、4~5月と9~10月がベストシーズンとされています。
参照:Tripadvisor https://www.tripadvisor.jp/Tourism-g304557-Darjeeling_Darjeeling_District_West_Bengal-Vacations.html
「ウバ」発祥の地・スリランカ ウバ州
スリランカのセイロン島南東部に位置するウバ地方にはアンバ茶園という有名な茶園があります。世界三大紅茶のウバだけだはなく、スリランカには「キャンディ」、「ルフナ」、「ヌワラエリヤ」、「ディンブラ」といった知名度の高い紅茶がたくさんあるので、観光ツアーでは紅茶工場見学や茶畑見学などが多く、紅茶好きの方にとっても人気があるようです。
参照:Tripadvisor https://www.tripadvisor.jp/Attractions-g2467811-Activities-Uva_Province.html
旅行サイトなどを見ると、紅茶好きな方に人気そうなツアーが多々見受けられます。 機会がありましたら産地を巡ってみるのも良さそうですね。